国語力は大事!2024.4.19
今週に入ってから
急激に暖かい日になって何を着ていいのか
わからなくなってます。。。
教室でも半袖で現れる子もいれば、
長袖だったり、上着を羽織ってくる子もいます。
さすがに、教室内の暖房は止めて換気のみになっています。
ヒーローズ元浅草校は小学生と中学生が通っている
学習教室です。
今回、春休み前に小学生の生徒さんが増えました。
中学に入る前に、現在の学習状況に不安があるという
保護者様のご相談が多かったです。
特に相談が多かったのは算数です。
前々回のblogでも書いてますが
小学生のうちから算数が苦手になると
中学生の数学では苦労するので、
いまのうちからわからないところを
無くしておいたほうがいい!という親心ですね。
もうひとつ、今回の小学生の入塾面談で
お勧めさせていただいたのが
国語 です。
国語の勉強は、実は小学生のうちしか
じっくりやるタイミングがないんですね。
中学生になるといやでも英語のほうが学習のメインになってしまうので
英語と数学を受講する生徒がほとんどになります。
また、国語は文章さえ読めればわかるでしょう。。。
という考えもあって、あまり重要視されないかわいそうな教科なんですが
実際は、これさえできればどの教科も点数アップできる教科でもあるんです。
なぜか?というと
国語の文章を読む力、また言い換える力、自分の言葉にする力は
数学の文章問題の読み取りや、英語、社会、理科の問題の読み取りにも
活かされるからです。
実際の話、
中学入学当時、国語の点数はそこそこ高くて他の教科はあまりできていない。
特に数学があまりできない。計算力が無いタイプというAさん。
計算が早いから、中学入学当時の計算問題が多いテストは得点が高いが
国語や理科、社会は苦手。
暗記は得意なので英語は単語を覚えれば点数が伸びていくタイプのBさん。
この二人、中学3年生の夏休み以降になると
Aさんが急激に数学で点数を採れるようになり、
Bさんは得意の数学でも点数を伸ばすことができなくなっていくのです。
なぜか?
ここで先ほどの国語力が関係してきます。
Aさんは国語が得意なので、数学での文章問題や理科や社会の問題に対しても
テキストの解答解説を読んで自分で理解できていたからです。
さらに計算力をつけるため、計算問題をじっくり解きなおしし、
解らないところを講師に質問して自分で解き方をマスターできたから
ぐんぐん成績を上げることができたのです。
一方のBさんは計算問題こそ得意ではあったものの
国語の文章の読み取りが苦手、読むのは早いがそれを理解することが
できていなかった為、解答解説の意味自体がわからないことが多く
計算問題は解けても、応用問題に対応できない。
また、理科社会に関しても暗記問題は解けても文章で何を問われているかを
理解できなかったので成績が伸び悩みました。
この二人の例からも明らかなように
国語の力は学習においてすごく大事なことがお分かりいただけると思います。
厄介なことに、国語はすぐに点数を伸ばせるものでもないので
小学生のうちからやっておくほうがいい教科であるのは確かです。
国語に関しては、読書をたくさんしている人が有利にはなりますが
読書も読む本のジャンルに偏りができるので、
読書だけではそれを補うのは難しいです。
国語の教材では、物語文以外にも説明文や伝記だったり、
論文的文章もあるのでそういった色んなジャンルのものを
読める環境がいいでしょう。
国語力を伸ばすには、いろんなジャンルの文章を読むこと。
何を問われているかを自分の言葉で言い換えられること。
文章を要約できること。
これらがとても大切です。
国語力を伸ばすチャンスは小学生です!
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